20代後半オタクの忘れ物チェック

ごぶさたです。
約2年ぶりにブログを登板させています。

題名からはおよそ想像も付きませんが、
『劇場版ゆるキャン△』と『4U 2nd Live Tour Daze forU!!』の感想ブログになります。
全然異なるコンテンツを同居させること、許せサスケ。
ビックリするほどネガティブな前置きを挟むけど、この2つは本当に最高だった。それだけは最初に言わせてほしい。
今回はあんまりネタバレ挟まず、自分の心持ちについてだけ書いていければなと思います。


唐突ですが皆さんはこの2年、オタ活にどんな変化がありましたか?

コロナ禍でライブ参戦が減った
配信の恩恵に与って充実度が増した
逆に配信は熱気とか興奮が味わえなくて冷めた
おうち時間の充実にあたって新しいコンテンツに出会えた

ご時世を考えるならばこんな話があるでしょうし、
2年もあれば追いかけてるコンテンツの衰勢、興味関心が移ることも不思議ではないですね。
他にも就職や転職だけでなく、結婚した、子供が出来たと生活の中心がシフトしてオタクっぽい話題と距離を置いた人も珍しくはないでしょう。


僕はと言えばやはりオタクとしての熱量は下がったというのが正直なところです。上に書いてある負の要素全部乗せみたいな感じ。
初任地が新潟県になったことでそもそもライブに向かう足も重くなりましたし、
コロナ禍で声の出せなくなったライブというものの楽しみ方が分からなくなってしまったというのもあります。
少し極端ですが、配信は公式に金を落とす手段と割り切って最速で映像記録を見るものくらいの想いでいた時期もある。
学生時代まで一緒にライブを楽しんだ友人とも、それぞれの理由でだんだんと疎遠になり、会社で趣味が合うような人間もいるわけではない。

オタク趣味ってもちろんスタートは自分の「好き」「楽しい」「面白い」にあるんですけど、
僕にとって学生時代のオタ活ってそれを通した体験の共有とブラッシュアップがすごい大きな部分を占めてたんだなって、社会人になってから痛感してるんですよね。
ライブのたびに終演後にオタクと集まっては酒を飲み、感想戦をして「そーれっ!分かり手か??」と騒いだあの頃がどうしても忘れられない。
こういうと昔が忘れられない痛いオタクみたいになっちゃうけど、別にこのテンションである必要はなくて。
飯食って「今期のアニメこれ面白いっすよ」でも、「ジャンプの新連載、あれハマりそうっす」でも、「言ってたあのアニメ見たけどここが良かった」でも、もっと言えば布教も。そういう体験共有ツールとしてのオタク趣味の側面って僕の中から切り離せない。
寂しがり屋なんだと思う。多分。

今回4Uの話をするくせに、学生時代に追いかけていたTokyo7thシスターズでさえストーリー更新で推し(QOP、瀬戸ファーブ)の供給が途絶え、ライブ参加もなくなっていくに従って自分が熱量を持って隣のオタクにぶつかれなくなったことは、
第2章、第3章となっていく彼女たちの物語を追いかけられなくなったのというのと関係が無いとは思えない。

オタクと疎遠になっていくにしたがって、自己完結するようなものいわゆる受動的な、消費者的なオタク趣味に走ってはいるものの、
自分の中でそれを自分の熱量として発露してゲラゲラできるオタクが見つけられない。友達が少ないと言えば身もふたもないが、もちろんオタク友達がいないわけではない。
この2年で東京に転勤になって推しの声優安野希世乃さんのライブにも、

ぴあアリーナMMのナナシスのライブにも参戦した。(#PRIZM_RIZMを諦めない #PRIZM_RIZMを諦めなくて本当によかった)

新居ではいろんな映像を大画面で見たくてテレビは50インチのやつにした。PS5があるから強い方のBlu-rayだって見られちゃう。
映画もそこそこ見たし面白い作品もいくつだってあった。それこそシンエヴァだってちゃんと見たし、ご自慢のテレビで友達呼んで新劇3部作の鑑賞会もやった。
漫画は紙派なので新居では本棚を狂ったように拡張した。800冊くらい入るやつ。僕の一番愛している漫画である「DAYS」は完結したし、ワートリとかブルーロックとか自分が熱量を持てるモノは次々と本棚を埋めようとしてる。

瞬間瞬間はちゃんと楽しめてるのに、ちゃんとオタクとしての熱量は要所で顔を出すのに、どこか拭えないくすぶった感じ。

そんな27歳を目の前にした夏にこの『劇場版ゆるキャン△』と『4U 2nd Live Tour Daze forU!!』の2作品に触れたことは、大げさに思うかもしれないけど僕の人生で本当に大きな意味を持つ気がする。


まずは『ゆるキャン△』。
あらすじとしてはアニメ2期の8年後(?)、社会人になってそれぞれの道を歩んでいる彼女たちが、地元山梨の地域振興の一環でキャンプ場の新設を企画をし、週末のたびに作業のために帰省をしながらかつての仲間と再会し、困難を乗り越えながら自分たちを繋げてくれたキャンプってやっぱいいよね!という話。
youtu.be


平日仕事をしながら週末のたびに山梨まで移動して手作業でサイトを作っていくところのしんどさとか、
自分の発信がどうにもならないところで潰されるとことか、
根回しの大切さとか、知らん間に先輩社員にフォローしてもらうとことか、
全体的にリアルでしんどいとか言ってるオタクも見かけたけど、
個人的には純粋に「うらやましいな」と思った。
ほぼ一年?土日をぶっ潰してでもやりたいことの熱量ってエグい。自分と同じくらいの若手社会人というのが尚のこと身に染みる。
そしてこれに付き合える仲間がいることも。逆に言えば一人だったら投げ出してたかもしれないけど、それが5人揃う奇跡、巻き込まれてやれるだけの信頼。

そういうある種の狂気、殉じれる「好き」の気持ち。
今の僕に足りないものだとも思ってしまった。
『劇場版ゆるキャン△』にはその辺りの言語化をさせてもらえた。

「熱量を持つことと熱中することは違うんだよな」
「ああ。まだ丸くなりたくないのか。」
バランス感覚はもちろん大事だけど、まだまだ自分の心の中にバーサーカーを飼っていたい。それを飼いならすことが大人になるってことのような気はするけど、バーサーカーを軟禁することと飼うことは違う。
この先自分が生活の中心をどうシフトさせていくのかはわからないけど、僕は多分一生オタクだし、その時々の熱中を誰かに伝える、発露させるだけじゃなくて受け取ってもらう。そういう生き方がしたいんだと分かったのはかなり大きな収穫でした。



かと言って「はいコレに熱中してください」ってもんでもないしなぁ。
という所に降ってきたのが『4U 2nd Live Tour Daze forU!!』でした。

ナナシス、ぴあアリーナは行ったけどTDCも両国は行ってないし(Day1の日に彼女にフラれて、両国からオタクを呼び寄せて泊まらせ、家からDay2に行かせた話は面白いので何回でもこすれる)
ストーリーは実は2043年のとこから追えてないし、
でも曲は好きだから割とちゃんと回収してるみたいな、
ナナシスと珍しい関わり方してるオタクと化してるわけですが、
QOPと4Uの供給をずっと待ってたのは確かだったので、
4Uのツアーが決まった時には即決で「行こう」となりました。

札幌も福岡も遠征の予定は折り合わず、東京のみの参戦の予定でした。(この時点では山梨のことも全く考えてなかった)
結論かなり楽しいライブでした。
「声を出せないライブだろうと楽しんでもらうんだ」という4Uのお三方の4年前から変わらない気持ちはスゴく嬉しかったし、曲もめちゃくちゃノレたし、
でも何よりライブの後にオタクと「マスク付けてあんなに暴れるのキチぃ〜〜」「それな〜」つって爆笑したことが何より嬉しかった。
ライブの後に、名前は聞いたことあるけどはじめましてのオタクと合流してご飯食べ行く、みたいなのも久しぶりで、良いもんだなと思った。

飯食いながら山梨も行くことを決めて、
「じゃあカーシェア出すんでドライブして行きましょうよ!」って、
その場のノリで決まっていく感じは、さっきまでの話に結びつければ、自分の中にある熱量が人と共有することで次から次に発露して行くようで本当に幸せなことだと思った。

極めつけはナナシスミリしらのオタクを二人巻き込んで、半ば騙すような形で山梨に連れ出したこと。

楽しんでもらえたらチャラだから。4Uのライブへの全幅の信頼だから。
(結論めちゃくちゃ楽しんでくれたみたいで良かったと思ってます)


そうして臨んだ山梨公演は輪をかけて楽しかった。
ノープラン気味の旅路ではあったけど、道中懐かし目のアニソンかけて盛り上がって、
みんなでお揃いのアロハ買って「ゴキゲンな色合いで我々もゴキゲンになっちゃうな」と笑い合って

うまいもん食って

ライブも最高に楽しんで

温泉入って帰宅


何だよ「Dazeforゆ」って。このバカさ、最高か?

ライブだけじゃなくて「楽しい思い出だね」って共感して振り返れることがやっぱり何より嬉しい。
いくつになってもこれを求めていることを思い出せたこと、その忘れ物を回収してこれから先のオタクライフに臨めること、(タイトル回収)
この気持ちが物語の中にあるだけじゃなくて、自分でも持てること、作れることを教えてくれた4Uには本当に頭が上がらない。
アニサマでまた会いに行きます。


実は2022年の細やかな目標に
・ライブコンテンツに参戦する熱意を取り戻す
というのを挙げていて、軽率に参戦すれば良いんだろうと思っていたが、違った。正確には目標から間違えている。
ライブ体験に色々なものを付随させて初めて僕は満足感を得られる。
じゃあ今決まってるライブの参戦予定をどうカスタマイズしてやろうかとワクワク出来ていることが、この夏の僕の成長なのだと、胸を張って言える。
とりあえず待ってろUNISON新潟。


おわりに

どのコンテンツのどのライブか分からないけどまたオタクで集まってはしゃごう!
いい縁をくれたコンテンツにはいつまでも感謝を!